2007年12月09日
江田尚也(えだたかなり)

江田尚也(えだたかなり)のブログ→ 1つのお店☆ができるまで・・・
彼について、10月から書こう書こうと思って2ヶ月以上経ちました。
これ以上先延ばしにすると、もう書かないと思うので、重い腰を上げます。
江田尚也(えだたかなり)25歳。
妻一人、子供2人。
「「沖縄そば」で独立したいと思っていますので、勉強させてください。」
彼がこう言って、琉球麺屋シーサーに来て10月で一年が経ちました。
出会った当初は、落ち着きもなくまるで子供のような精神態度でした。
敬語も出来ていない、貧乏ゆすり、顔や体を意味もなく引っかく、物は放りっぱなし、
自分勝手な行動など、とても2人の親とは思えませんでした。
また、口から出てくる言葉・考えは、常に自分の事ばかり。
「損か?得か?」または、「お金」の事ばかりでした。
面接の時点では、自己主張ばかり。
「月給より時給にしてください。」(多く得るため?)
「勤務時間は、00時~00時まででいいですか?」(自分勝手な都合)
とても、「勉強させてください。」という態度ではありませんでした。
「悪いけど、他所をあたってください。私は、独立を考えている方とは、真剣にお付き合いしたいので、駆け引き(時給とか時間とか休みとか)はしたくありません。」
そう断ったのですが、どうしてもやりたいと「琉球麺屋シーサー」に入ってきました
私の予測では、「駆け引きをする人ほど、仕事ぶりと口(くち)がともなわない?」
そう思っていたのですが、これが結構仕事が出来る。
飲食店経験5年。言うだけのことはありました。
しかし、技術・経験が優れていても心構えがなっていない。
『仕事が粗い。』(心がこもっていない・・・)
仕事が早く出来るゆえに、「慢心」「過信」「自信過剰」が出ていて、
注意をしても素直な心で受け止めてはいません。
本当に素直に聞く耳を持っていませんでした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(こんな事がありました。)
ある時、女性のお客様がレジ前で江田君に話しかけました。
「「カレーそば」を食べる時、汁がはねるのがイヤなのよね~」
すると彼は、
「食べ方の問題じゃないですかね~」
と、恐ろしい返答をしました。
私は、それを聞いた時には、血の気が引きました。
※その女性のお客さんは、2度とお店には来ていません。
本当にあるまじき行為で、店主として申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この場を借りて、謝らせてください。
どうもすいませんでした。
(この事件以来、今では、「カレーそば」に紙エプロンが付いています。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
彼とお付き合いして、一ヶ月ほど経過して、今までの生い立ちや環境、経験を聞いて感じたことは、「他人との関わりが浅い」「愛情不足」でした。
そうであるならば、
「細かいことには目をつむり、長い目でいろいろなことに気づいてくれればいい。」
深い愛情で接していこうと方針を決めました。
とは言うものの「深い愛情」ってなんだろう?と考える日々が続きました。
私が日々そう考えているにもかかわらず、彼から何度となく「シーサーを辞めます。」と聞いた時には、思わず感情的(短気)になってしまいそうでした。
(殴ってもいいですか~~~)
今日至るまで、ブログでは書けないことなど、本当にいろんなことがありました。
(彼には何度も血の気を引かされました。)
今では、素直に「ハイ」と言う返事が返ってきます。
話をしていても落ち着きがあります。
きちんと立つ事、座る事が出来るようになっています。
顔立ちもキリッとしてきています。
何より、相手を思う心が出てきたと思います。
一年前には、予想もつかない程、精神的に成長したと思います。
その彼が今日、「100日ルーティーン」と言う継続的な目標をやり遂げました。
継続して何かをやり続ける。
「素直な心」と「謙虚な姿勢」で「心のコップが上向き」になれば、視野が広がり大いに学んだことと思います。
来年は、独立に向けて活動することになっています。
繁盛店になることや経済的豊かさだけを求めるのではなく、仕事を通して人間も磨いていってほしいです。
今後もがんばれ~。
大いに飛躍することを楽しみにしています。
終わり。
江田尚也(えだたかなり)のブログ→ 1つのお店☆ができるまで・・・
どうぞ、みなさま応援よろしくお願いします。
(ここまでご覧になった方。支離滅裂。乱文ですみません。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2ヶ月前(10/1)に、彼に質問を書いてもらいました。
その質問と返答をお見せします。(本人承諾済み)
(ここから↓)
一年を振り返り、どれだけ変化(成長)したのか?
今一度、自己確認したほうがいいと思います。きっと、将来の宝になると思います。
さらなる自己成長に活かしてください。
すみれさんにも協力してもらってください。
【一年間で自分自身が変わった所(3つ)】
○立ち振る舞い。
○考え方。
○精神。
【この一年間で江田たかなり(26歳)にとって「衝撃的(ショック)」な出来事(3つ)】
○頭を丸めて高校生に見られたこと。以上です。
【この一年間で気づいたこと(3つ)】
○心のコップが上向きにする事で世界が変わるということ。
○際や行動を改めるより、相手の立場になって考えることの方が、自然に立ち振る舞いが変わってくること。
○店は、だれでも出来るが、大切なのは、その店をどんな人が運営するかということ。
【この一年間で学んだこと(3つ)】
○精神面
○生き様は死に様に分かるという事を学び「生き方」を意識するようになった。
○学びに終わりはないという事。大切な学びは周りではなく、己の内にあるという事。
【何度か「辞める」と言いましたが、その時の自分自身をどう思いますか?】
○振り返ってみて、もしあの時辞めていたとしてもその道の人生があったと思いますが、後悔はしていたと思いますので、このアンケートを書かせて頂いている事に喜び、あの時の決断に感謝の気持ちです。
【辞めずに続けてみて、見える世界が変わりましたか?(どう変わりましたか?)】
○今では、やりたい事があっても色々な角度からさえぎられていたのですが、今は、これやりたいと思うと、
パッと情報が入ってきたりして、スムーズに流れている気がします。
【あのまま辞めていたら、どうなったと思いますか?】
○自己を改革していないので、どこに行っても同じカベに当たり、同じ結果になっていたと思います。
【自分自身がこの一年で成長した所(出来るだけ多く書いてください)】
○精神
○思考
○言葉
○行動
○立ち振る舞い
○相手を思いやる心
○インターネットの知識
○態度
○本を読むスピード
○我慢
すみれさんへ(彼の奥さんが書きました↓)
江田君自身も一年間を振り返って自己確認していますが、一番近くにいる存在のすみれさんから見て、
彼の変化を教えてください。きっと、将来の宝になると思います。
【この一年間で、江田たかなりの変わった所は?(3つ)】
○人に対する感謝の気持ちが行動で現れる様になった。
○人生の設計図が具体的に決まってきた。
○飽きっぽい一面もありましたが我慢強くなった。
【変わって、良い(いいな~)と思う所は、どこ(どんな)ですか?】
○人に対する感謝の気持ちが礼儀礼節で感じられる様になり接した方々が必ず応援者になってくれる所です。
【よくないと思う(短所)が、なくなった所は、どこ(どんな)ですか?】
○飽きっぽい性格だった為趣味に関しても長続きしていませんでしたが、シーサーそばでの修行を通して継続する意味と継続して始めて得られる物があるんだと知った様です。
まだまだ未熟な彼ですが、今後の飛躍にご期待ください。
どうぞ、みなさま応援よろしくお願いします。
江田尚也(えだたかなり)のブログ→ 1つのお店☆ができるまで・・・
敬語も出来ていない、貧乏ゆすり、顔や体を意味もなく引っかく、物は放りっぱなし、
自分勝手な行動など、とても2人の親とは思えませんでした。
また、口から出てくる言葉・考えは、常に自分の事ばかり。
「損か?得か?」または、「お金」の事ばかりでした。
面接の時点では、自己主張ばかり。
「月給より時給にしてください。」(多く得るため?)
「勤務時間は、00時~00時まででいいですか?」(自分勝手な都合)
とても、「勉強させてください。」という態度ではありませんでした。
「悪いけど、他所をあたってください。私は、独立を考えている方とは、真剣にお付き合いしたいので、駆け引き(時給とか時間とか休みとか)はしたくありません。」
そう断ったのですが、どうしてもやりたいと「琉球麺屋シーサー」に入ってきました
私の予測では、「駆け引きをする人ほど、仕事ぶりと口(くち)がともなわない?」
そう思っていたのですが、これが結構仕事が出来る。
飲食店経験5年。言うだけのことはありました。
しかし、技術・経験が優れていても心構えがなっていない。
『仕事が粗い。』(心がこもっていない・・・)
仕事が早く出来るゆえに、「慢心」「過信」「自信過剰」が出ていて、
注意をしても素直な心で受け止めてはいません。
本当に素直に聞く耳を持っていませんでした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(こんな事がありました。)
ある時、女性のお客様がレジ前で江田君に話しかけました。
「「カレーそば」を食べる時、汁がはねるのがイヤなのよね~」
すると彼は、
「食べ方の問題じゃないですかね~」
と、恐ろしい返答をしました。
私は、それを聞いた時には、血の気が引きました。
※その女性のお客さんは、2度とお店には来ていません。
本当にあるまじき行為で、店主として申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この場を借りて、謝らせてください。
どうもすいませんでした。
(この事件以来、今では、「カレーそば」に紙エプロンが付いています。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
彼とお付き合いして、一ヶ月ほど経過して、今までの生い立ちや環境、経験を聞いて感じたことは、「他人との関わりが浅い」「愛情不足」でした。
そうであるならば、
「細かいことには目をつむり、長い目でいろいろなことに気づいてくれればいい。」
深い愛情で接していこうと方針を決めました。
とは言うものの「深い愛情」ってなんだろう?と考える日々が続きました。
私が日々そう考えているにもかかわらず、彼から何度となく「シーサーを辞めます。」と聞いた時には、思わず感情的(短気)になってしまいそうでした。
(殴ってもいいですか~~~)
今日至るまで、ブログでは書けないことなど、本当にいろんなことがありました。
(彼には何度も血の気を引かされました。)
今では、素直に「ハイ」と言う返事が返ってきます。
話をしていても落ち着きがあります。
きちんと立つ事、座る事が出来るようになっています。
顔立ちもキリッとしてきています。
何より、相手を思う心が出てきたと思います。
一年前には、予想もつかない程、精神的に成長したと思います。
その彼が今日、「100日ルーティーン」と言う継続的な目標をやり遂げました。
継続して何かをやり続ける。
「素直な心」と「謙虚な姿勢」で「心のコップが上向き」になれば、視野が広がり大いに学んだことと思います。
来年は、独立に向けて活動することになっています。
繁盛店になることや経済的豊かさだけを求めるのではなく、仕事を通して人間も磨いていってほしいです。
今後もがんばれ~。
大いに飛躍することを楽しみにしています。
終わり。
江田尚也(えだたかなり)のブログ→ 1つのお店☆ができるまで・・・
どうぞ、みなさま応援よろしくお願いします。
(ここまでご覧になった方。支離滅裂。乱文ですみません。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2ヶ月前(10/1)に、彼に質問を書いてもらいました。
その質問と返答をお見せします。(本人承諾済み)
(ここから↓)
一年を振り返り、どれだけ変化(成長)したのか?
今一度、自己確認したほうがいいと思います。きっと、将来の宝になると思います。
さらなる自己成長に活かしてください。
すみれさんにも協力してもらってください。
【一年間で自分自身が変わった所(3つ)】
○立ち振る舞い。
○考え方。
○精神。
【この一年間で江田たかなり(26歳)にとって「衝撃的(ショック)」な出来事(3つ)】
○頭を丸めて高校生に見られたこと。以上です。
【この一年間で気づいたこと(3つ)】
○心のコップが上向きにする事で世界が変わるということ。
○際や行動を改めるより、相手の立場になって考えることの方が、自然に立ち振る舞いが変わってくること。
○店は、だれでも出来るが、大切なのは、その店をどんな人が運営するかということ。
【この一年間で学んだこと(3つ)】
○精神面
○生き様は死に様に分かるという事を学び「生き方」を意識するようになった。
○学びに終わりはないという事。大切な学びは周りではなく、己の内にあるという事。
【何度か「辞める」と言いましたが、その時の自分自身をどう思いますか?】
○振り返ってみて、もしあの時辞めていたとしてもその道の人生があったと思いますが、後悔はしていたと思いますので、このアンケートを書かせて頂いている事に喜び、あの時の決断に感謝の気持ちです。
【辞めずに続けてみて、見える世界が変わりましたか?(どう変わりましたか?)】
○今では、やりたい事があっても色々な角度からさえぎられていたのですが、今は、これやりたいと思うと、
パッと情報が入ってきたりして、スムーズに流れている気がします。
【あのまま辞めていたら、どうなったと思いますか?】
○自己を改革していないので、どこに行っても同じカベに当たり、同じ結果になっていたと思います。
【自分自身がこの一年で成長した所(出来るだけ多く書いてください)】
○精神
○思考
○言葉
○行動
○立ち振る舞い
○相手を思いやる心
○インターネットの知識
○態度
○本を読むスピード
○我慢
すみれさんへ(彼の奥さんが書きました↓)
江田君自身も一年間を振り返って自己確認していますが、一番近くにいる存在のすみれさんから見て、
彼の変化を教えてください。きっと、将来の宝になると思います。
【この一年間で、江田たかなりの変わった所は?(3つ)】
○人に対する感謝の気持ちが行動で現れる様になった。
○人生の設計図が具体的に決まってきた。
○飽きっぽい一面もありましたが我慢強くなった。
【変わって、良い(いいな~)と思う所は、どこ(どんな)ですか?】
○人に対する感謝の気持ちが礼儀礼節で感じられる様になり接した方々が必ず応援者になってくれる所です。
【よくないと思う(短所)が、なくなった所は、どこ(どんな)ですか?】
○飽きっぽい性格だった為趣味に関しても長続きしていませんでしたが、シーサーそばでの修行を通して継続する意味と継続して始めて得られる物があるんだと知った様です。
まだまだ未熟な彼ですが、今後の飛躍にご期待ください。
どうぞ、みなさま応援よろしくお願いします。
江田尚也(えだたかなり)のブログ→ 1つのお店☆ができるまで・・・
Posted by 沖縄そば伝道師・野崎真志 at 19:11│Comments(0)
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