てぃしらじそば

沖縄そば伝道師・野崎真志

2010年12月03日 19:29



先日、首里近辺をウォーキングしていたところ、「てぃしらじそば」の前を通りました。

電気は消えているのですが、自動ドアが開いていて、厨房から明かりがもれていました。


「ちゃーびらさい」と声をかけながら入っていくと、店主の知名さんがいました。


明日の麺を作っている最中でした。


機械を使わずに、鉄パイプを転がしながら麺を伸ばしていました。

夕方から粉を混ぜ合わせ、伸ばして、切るころには、12時前後になるそうです。

閉店後、6時間以上麺作りにかけている。

このこだわり、すごいです。

機械を導入すると、半分以下の時間になることは間違いありません。

しかし、知名さんは、この方法でやっていきたい!と頑固に守っています。

生地の感触で切る太さを毎回変えているそうです。

最後に手もみを自分でしたいそうです。


ちょっとあいさつして、見学するつもりが、1時間以上見入ってしまいました。

毎日の仕事ですから、本当に頭が下がります。

ご苦労さんです。

これからもがんばってくださいね。

知名さん。


ラジオで取材した時のブログ→てぃしらじそば




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