2012年02月26日
真壁ちなー(12/2/26放送)





【真壁ちなー】
糸満市真壁、畑道を通り小さな部落の中に築120年以上の古民家の沖縄そば屋さん。
国の登録有形文化財に登録されています。
戦争の激戦区だったはずなのに焼けずに残っていることが奇跡です。
家の周りの石垣にはいまだに銃痕がたくさん残っていますよ。
戦後、六〇年以上経って平和に沖縄そばが食べられる事は先祖の方も喜んでいることでしょう。
家の中には仏壇がある一番座、二番座、廊下があって昔ながらのたたずまい。
ゆったりとした落ち着いた雰囲気に包まれています。

今回のメニュー
沖縄そば
あっさりとした透き通ったスープ。
麺は少しちぢれてモチッとした食感。
すするとぼそぼそっと口の中に入ってきて、沖縄そばの麺って感じがします。
スープとの相性がばっちりです。
三枚肉はスープを邪魔しない薄味ですが、麺とスープがすすみます。
食べ終わった口の中は後引くうまさがあります。
飽きのこない毎日でも食べられる沖縄そばです。
麺量 180g 中太麺 少しちぢれ麺 西崎製麺所
具
三枚肉×2ヶ
かまぼこ×2ヶ
島ネギ
店主への質問
○麺のこだわり・特徴
コシ、色、形状をいろいろと考え、スープに合わせた麺を西崎製麺所に作ってもらっています。
○スープのこだわり・特徴
ダシ骨と鳥ガラを3時間煮込み、かつおスープと合わせて、あっさりとしたスープをイメージしています。
○具のこだわり・特徴
県産の豚を使っています。
輸入肉に比べて臭みがないのが特徴です。
〇開業のきっかけ(経緯)
120年以上の家を手入れしていると、一般の方にも屋敷を見てもらおうと思ったのがきっかけです。
最初は、お茶でも出しながらのんびりやっていこうと考えていたのですが、沖縄そばも出してみたらと親戚などの声があり始めました。
○一番苦労したこと
屋敷と庭の手入れが大変です。
雑草がすごい量なんです。
○一番うれしい・たのしいこと
お客様の「おいしかった」の一言で疲れが吹き飛びます。
○お店のPRを一言
120年以上の古民家で、沖縄そばを舌で味わって、屋敷を目で楽しんでください。
【真壁ちなー】
住所 :糸満市真壁223番地
定休日 :水曜日
駐車場 :25台
営業時間 :11:00~15:00
電話 :098-997-3207
取材日 :12/2/24
Posted by 沖縄そば伝道師・野崎真志 at 17:05│Comments(0)
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