2010年07月21日
な~ざと家(10/6/27放送)


【な~ざと家】
店名の由来は、地名の「宮里」を方言で「な~ざと」と言うそうです。
沖縄市の宮里中学向かいにある沖縄そば専門店。
一見、食堂と思いますが、「ソーキそば」と「三枚肉そば」のみ。
芸能人のサインもたくさんあって、中尾彬やダパンプのいっさも来店するそうです。
私が沖縄そば屋を開店する前に、先輩に連れられて来たお店です。
カツオ出汁の強く、かなり衝撃をうけたお店です。
取材時は、3時を過ぎていたのですが、雨の中でもお客さんが入ってきました。

今回のメニュー
ナンコツソーキ(中) 550円
スープを飲もうとドンブリに顔を近づけるとカツオの香りが強烈です。
一口飲んで・・・うまい!!!!
カツオがうまい!
スープだけでもポリタンクで持ち帰りたいほどうまい!
これほど、カツオ風味を出すお店はないんじゃないかな~?!
ドンブリにカツオ1匹丸ごと入れてもこんなに風味はでないと思う。(笑)
麺は宮城製麺所。
カツオ風味の強いお店はなぜか?「宮城製麺所」の麺を使っている。
ものすごく特徴があるわけではないけど、モチッとした食感がスープに合うのかな~?
この強烈なスープには、味のある手打ち麺は合わないかも。
肉がプルプルとやわらかく、骨まで食べられる。
甘く辛く味付けが麺を進ませる。
ナンコツソーキ(中)なのに、大き目の軟骨が4切れも入っていて贅沢。
食べ進むにつれ、残り少なくなっていくと、だんだんさびしくなっていく!
本当にうまい「沖縄そば屋」は、こうでなくてはね。
ありがとう「な~ざと家」。
麺量 200g 中太麺 ストレート麺 宮城製麺所
具
ナンコツソーキ×4ヶ
かまぼこ
細切りの卵焼き
島ネギ
店主への質問
○麺のこだわり・特徴
カツオスープに合う麺を探しました。
コシがあって太くなく、細くなく、ちょうど良いのもがコザのまちぐぁーにある宮城製麺に決めました。
○スープのこだわり・特徴
カツオは県産を使っています。昆布も普通の昆布です。
高価な素材は使っていませんよ。
調理方法によって、カツオの酸味を出さずに風味を最大限に引き出すことが出来ます。
塩もヨネマースを使っています。
その日の出汁の出具合によって塩の分量を変えています。
どの時点で塩を入れるかによっても味が変わってきます。
○具のこだわり・特徴
軟骨を3~4時間煮込んで、一晩寝かし味を浸み込ませています。
○一番うれしい・たのしいこと
「おいしかった!」の一言。
○店主・上地さんにとって「沖縄そば」とは?
空気みたいなもの。
あって当たり前ですね。(笑)


【な~ざと家】
住所 :沖縄市宮里528-2
定休日 :月曜日
駐車場 :10台
営業時間 :11:30~20:00
電話 :098-938-9477
取材日 :10/6/10
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Posted by 沖縄そば伝道師・野崎真志 at 20:14│Comments(0)
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