2009年10月13日

サンサンキッチン2

サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

9月24日。
またまた、サン食品主催の沖縄そば手作り体験「サンサンキッチン」に行ってきました。

山城智二さんも一緒に行きました。




サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

サン食品 土肥社長。

小麦粉の特徴(水に浸透しにくい性質)を説明しています。


【チェックポイント】

○小麦粉は、85度の熱を入れないと食べられないそうです。

パン、お好み焼き、天ぷら、たこ焼き、肉まん、まんじゅう、スポンジケーキなど。


○小麦粉には、14%の水分が含まれていて、沖縄そば作りには、
50%の水を入れて、64%の加水率で作ります。



サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室


【手作り沖縄そばのレシピ】

小麦粉   250グラム

水      125cc

食塩    7.5グラム

かん水   15グラム



【チェックポイント】

温度25度。

湿度27度。

この気温が、沖縄そばを作る最適な温度と湿度。

この日は、湿度が少なかったので少し水の量を増やしています。



○年配の方よりも子供達のほうが、おいしく作れるそうです。

それは、生地を練る時の手の温度や湿度が、粉と水をより浸透させるようです。

(おばあちゃんと孫が作ると、孫の方がおいしかったという事がよくあるそうです。)


○生地を伸ばす際には、たて、よこ、ななめに伸ばして、空気を抜きます。

生地の中の空気をよく抜かないとおいしい麺は出来ません。


(作業中は、写真を撮ることを忘れていました。)




○そばを茹でる時には、麺の量の10倍以上の水で茹でないとおいしくないそうです。

200グラムの麺では、2リットルの水。

1キロの麺では、10リットルの水。

たっぷりの水で湯がかないとおいしく出来上がりません。

家庭では、茹でる水の量が少ないために硬くなったり、茹でるじゃなくて、煮込んでしまってやわらかくなり過ぎるようです。





サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

【沖縄そばの歴史】

1534年。

琉球王朝時代、尚真王の49日の法事供養の品として、中国から供えられたようです。

当時は、「粉湯」と呼んでいたようです。

今から475年前の話。

うどんや日本そばよりも前に、麺文化が入って来たようです。

うどんは、1662年。(128年後)

蕎麦は、1799年。(245年後)


一般庶民が食べ始めたのは、明治の中ごろで、その頃は「支那そば」と呼ばれていたようです。



サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

麺類の主な原料説明。

沖縄そばが、ラーメン・うどん・日本そばとは、原料も作業工程も違うことがわかりました。



サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室


サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室


サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室


自分で作った麺は、格別においしいです。



サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

智二は、初めてなので、修了証書をいただきました。


サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室

サンサンキッチン 沖縄そば 手打ち教室


「沖縄そば手作り体験」。

楽しい時間を過ごせました。










   



同じカテゴリー(手打ち沖縄そば教室)の記事
沖縄そば手打ち教室
沖縄そば手打ち教室(2016-09-17 11:58)


Posted by 沖縄そば伝道師・野崎真志 at 16:48│Comments(0)手打ち沖縄そば教室
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。