商売とは人と人とのつながりではないでしょうか・・・

沖縄そば伝道師・野崎真志

2006年04月23日 20:02

 

昨日、東京と神奈川から飛行機に乗って、
わざわざ琉球麺屋シーサーにお客さんがやって来ました。
一組目は、ブログを通じて知り合い、当店の沖縄そばをお取り寄せしていただき、
その感想をご自身のブログで、読者に紹介していただいた方でした。

二組目の方は、開店当初からの常連さんでした。
半年ほど前から東京で生活されていて、久しぶりの来店でした。

その2組のお客様から、お菓子のお土産をいただきました。

手土産をいただく時ほど、「やったー!」と思うことはありません。


決してモノを頂いたからではありません。


私やお店の人を思って、買っていただいた行為にうれしく思うのです。



私がめざす商売は、人(お店)と人(お客さん)とがつながりを作ることです。

単に、「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたー」の関係では

どこぞのファーストフードと変わりありません。



「いらっしゃいませー」と言った瞬間から、「一生お付き合いする関係になるかもしれない」

と思っているのです。


ですから、「こうしたら喜ぶかな~?」「こりゃ~喜ぶだろうな~」

と、いろんなことをしています。(お店に来た人はわかるかな~?)



そのいろんなことに心動かされたからこそ、「「シーサー」に手土産を持っていこう」となったと思います。


その「お気持ち」本当にうれしいです。


(店内のシーサーもほとんど頂き物です。)




私は、夜中の繁華街で屋台のラーメン屋をしていました。

その時、うれしかったお土産(差し入れ)が「缶コーヒー」でした。

赤の他人が「兄ちゃん、いつも頑張ってるねー」と

言って渡してくれるのです。(老若男女)



みなさん想像してみて下さい。


どんな屋台の兄ちゃんに「缶コーヒー」をあげたくなります?






とにかく走ったんですよ。(全力で)

注文とるときも、ラーメン出す時も、屋台に戻る時も。

そして、お帰りの際に「ありがとうございます」を1人のお客さんに3回以上言うの。




そしたら、お客さんの目が変わってくるの。

怖いおっちゃん達も「お前、一生懸命だな~」と口調が優しくなっていく。

次、来る時には、みんな「缶コーヒー」持って屋台に来るんです。


多い日には1日に「缶コーヒー」を20本ぐらいもらう時もありました。


「お金」で買うことのできない「人の気持ち」


本当にうれしくありがたいです。



私は、こんな風に思って商売をしてます。






お土産を持ってきてくれた「norinoriさん」と「斉藤さん」。


私に出来ることは何でも言ってくださいね。


一生懸命やらさせていただきます。




このブログを見ている皆さん。


手土産お待ちしています(笑)




なんちゃって!







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