一組目は、ブログを通じて知り合い、当店の沖縄そばをお取り寄せしていただき、
その感想をご自身のブログで、読者に紹介していただいた方でした。
二組目の方は、開店当初からの常連さんでした。
半年ほど前から東京で生活されていて、久しぶりの来店でした。
その2組のお客様から、お菓子のお土産をいただきました。
手土産をいただく時ほど、「やったー!」と思うことはありません。
決してモノを頂いたからではありません。
私やお店の人を思って、買っていただいた行為にうれしく思うのです。
私がめざす商売は、人(お店)と人(お客さん)とがつながりを作ることです。
単に、「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたー」の関係では
どこぞのファーストフードと変わりありません。
「いらっしゃいませー」と言った瞬間から、「一生お付き合いする関係になるかもしれない」
と思っているのです。
ですから、「こうしたら喜ぶかな~?」「こりゃ~喜ぶだろうな~」
と、いろんなことをしています。(お店に来た人はわかるかな~?)
そのいろんなことに心動かされたからこそ、「「シーサー」に手土産を持っていこう」となったと思います。
その「お気持ち」本当にうれしいです。
(店内のシーサーもほとんど頂き物です。)
私は、夜中の繁華街で屋台のラーメン屋をしていました。
その時、うれしかったお土産(差し入れ)が「缶コーヒー」でした。
赤の他人が「兄ちゃん、いつも頑張ってるねー」と
言って渡してくれるのです。(老若男女)
みなさん想像してみて下さい。
どんな屋台の兄ちゃんに「缶コーヒー」をあげたくなります?
とにかく走ったんですよ。(全力で)
注文とるときも、ラーメン出す時も、屋台に戻る時も。
そして、お帰りの際に「ありがとうございます」を1人のお客さんに3回以上言うの。
そしたら、お客さんの目が変わってくるの。
怖いおっちゃん達も「お前、一生懸命だな~」と口調が優しくなっていく。
次、来る時には、みんな「缶コーヒー」持って屋台に来るんです。
多い日には1日に「缶コーヒー」を20本ぐらいもらう時もありました。
「お金」で買うことのできない「人の気持ち」
本当にうれしくありがたいです。
私は、こんな風に思って商売をしてます。
お土産を持ってきてくれた「norinoriさん」と「斉藤さん」。
私に出来ることは何でも言ってくださいね。
一生懸命やらさせていただきます。
このブログを見ている皆さん。
手土産お待ちしています(笑)
なんちゃって!