つる屋(13/3/3放送)

沖縄そば伝道師・野崎真志

2013年03月26日 08:30





私がレポーターを務める。

RBCラジオ「久茂地放送屋」の「すばらしき・すば屋達」のコーナーで紹介されたお店。






【つる屋】

本部町渡久地、沖縄銀行本部支店のウラ、本部郵便局向いの路地、みどり色の看板に「そば つる屋」とあります。

創業60年の老舗。地元客、観光客ともに支持されています。

店内は、テーブル席が5つあり、こじんまりとした昔ながらの食堂って感じです。

メニューは沖縄そばのみ、沖縄そば専門店です。





今回のメニュー

ミックスそば(三枚肉、本ソーキ)800円



透明感のある少し茶色いスープ。

豚ダシとカツオスープのバランスが絶妙です。

昔ながらのあっさりとした醤油ベースの味わい。

麺はやわらかく、やんばる地区では一般的には平たく太い麺ですが、ここは中太です。

三枚肉は、大きく2枚入っており、噛みごたえがあってスープを邪魔しない味付け。

本ソーキも大きくカットされてボリュームがあります。

60年の歴史ある老舗が出す麺、スープ、具の三位一体バランスの良い一杯。

もう一杯食べたい!



麺量 270g  中太麺  少しちぢれ麺(手もみ) 自家製麺

具 

三枚肉×2ヶ

本ソーキ×2ヶ

島ネギ

紅しょうが




店主への質問

○麺のこだわり・特徴


自家製麺です。夜中の3時から麺打ちが始まります。

近くの新垣ぜんざいから木灰をもらい、昔ながらの製法にこだわっています。

シコシコとモチモチ感を出すように時間をかけて毎日作っています。


○スープのこだわり・特徴

豚骨とソーキの煮汁と地元の本部産のカツオ節から取ったスープをブレンドしています。

あっさりとしたスープに仕上げています。


○具のこだわり・特徴

三枚肉、本ソーキは噛みごたえがあるようにシンプルに仕上げています。


〇開業のきっかけ(経緯)

父は、洋食のコックをしていて、地元のレストランでアメリカ軍人相手に腕をふるっていました。

その後、今から58年前に私の父「古堅むねお」が食堂を開業しました。

母も一緒に18年夫婦でやっていましたが父が亡くなり、その後は母と私で続けました。

31年前に母が引退してからは、私一人でやっています。

一人でやることになってからは、沖縄そば専門店として今日まで続けています。


○一番苦労したこと

母が引退して、メニューを沖縄そば一本に絞った時、麺やスープの味が安定するまで先代に近づこうと大変でした。


○一番うれしい・たのしいこと

「また来ます」と言うお客さんがいることや県外からわざわざお店に来てくれることなど。

それから、食後「握手してください」と厨房に声をかけられたことなど、うれしくてやりがいになっています。


○お店のPRを一言

沖縄そば好きの方は、ぜひ一度お越しください。


【つる屋】

住所   :本部町字渡久地1-6
定休日  :木曜日、日曜日
駐車場  :1台
営業時間 :11:15~15:00ぐらい(売切れごめん)
電話   :0980-47-3063
取材日  :13/3/1







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