(社)沖縄そば発展継承の会

沖縄そば伝道師・野崎真志

2011年10月16日 21:37



 県民食の代表「沖縄そば」。1日に20万食生産されているとも言われております。
県外からの観光客アンケートでも「食べてみたい料理NO1」に選ばれるなど、全国的に認知されています。

しかしながら、作り手側の沖縄そば屋店主は苦労しています。
「原材料の高騰」「後継者がいない」「集客で困っている」「品質を上げたい」「コスト削減したい」「長時間労働」など悩みが絶えません。
こういう現状を改善しようと思っても各店舗の努力には限度があります。

志のある沖縄そば店主がお互いに協力し、各店舗では解決できない問題に取り組み、よりおいしい沖縄そばを提供するために、勉強会、経営の近代化、合理化、コスト削減、販路拡大、品質向上を図るために一般社団法人「沖縄そば発展継承の会」を設立いたしました。

歴史ある「沖縄そば」文化を継承しさらなる発展を沖縄そば屋さんと目指していきたいと思います。


当法人の目的
(1)沖縄の食文化「沖縄そば」をより広く普及活動する。
(2)沖縄そば店主がお互いに協力し、交流や研修を通じて自己研鑽に努める
(3)沖縄そば屋(店舗)を地域に根ざした誇れる店にする
(4)沖縄そば業界の向上発展に貢献する。

当法人の事業内容
(1)「沖縄そば」店主の交流会・勉強会の実施
素材の知識向上(カツオ・塩・豚など)調理方法、経営(経理・パソコンなど)

〇勉強会 → ・経営相談(なぜ儲かるのか?儲からないのか?)
   ・麺、スープ、具(各店舗にて相互アドバイス、専門家を招き講習会)※相互扶助で共に発展していく。

(2)「沖縄そば」イベント企画事業
「沖縄そばの日」や「年越そば」 「マップ作成」「スタンプラリー」など

(3)「沖縄そばジョーグー」会員獲得と情報発信事業
「メール会員」を募り、各店舗の集客やイベントの告知活動。

〇沖縄そばジョーグー同好会立ち上げ
・各市町村に支部を設けて、地域の沖縄そば屋を食べ歩き、品質向上のアドバイス(お客様の声)をもらう。
・会員証を発行し、会員特別サービスの企画。
・沖縄そば屋店主や同好会メンバーによる県外・国外の麺を学ぶツアーの企画。
※集客効果、情報発信

(4)「沖縄そば」店舗の商品共同購入・共同発注などのコスト低減事業
カツオ節、豚肉、コーレーグースなど品質の良いものを共同購入で仕入れる。
また県外発送運賃等のコスト軽減も行う。

(5)「沖縄そば」通信販売事業
インターネット上でショッピングモールを開設し沖縄そばの通信販売
※販路拡大

(6)「沖縄そば」に関する商品開発事業
各店舗のレトルト商品、コーレーグース、沖縄そばせんべいなど
県魚のグルクンをグルクン節として開発したい。

(7)「沖縄そば」に関する出版事業
沖縄そばの歴史や手打ち方法のDVD製作

(8)「沖縄そば講座(手打ち教室)」等、食育普及事業
〇手打ち体験学習。各学校へ出張教室。
〇沖縄そば講座の開設。歴史の流れ~現状、手打ちや自家製麺など、麺・スープ・具の作り方、素材の見極め方など「沖縄そば検定」による段位制度の創設。

(9)「沖縄そば博物館」の運営
沖縄そば食文化を展示・販売する施設。(ラーメン博物館参考)

(10)前号に掲げる事業に附帯又は関連する事業



○会員募集
(1)入会資格   会の趣旨に賛同する県内の沖縄そば屋
(2)年会費    3万円
(3)入会方法   事務局に電話連絡後、申し込み用紙を送付いたします。

○賛助会員及び協賛企業募集
(1)賛助会員   沖縄そばに関連する業者(材料・厨房など)
  沖縄そば製麺所、製粉業者、精肉業者、製油業者、乾物業者、卸問屋業者 、包材業者、かまぼこ業者、プロパンガス業者など
(2)協賛企業   沖縄そばの発展に協力していただける企業
(3)応募方法   事務局に電話連絡後、申し込み用紙を送付いたします。

○沖縄そばジョーグー同好会会長公募
(1)職務内容   地元の沖縄そば屋の品質向上のアドバイザー
(2)応募資格   自薦・他薦、年齢、性別、職業不問
(3)応募方法   履歴書を事務局あてに送付


役員   
会長   知念博(代表理事)
副会長 玉城朝哲(理事)
副会長 武原康博(理事)
監事   田崎光世
顧問   土肥健一

設立時社員
アワセそば食堂 店主 武原康博
御殿山  店主 知念博
うゎちち 店主 玉城芳信
家器の木  店主 仲村猛
(株)サン食品 代表取締役社長 土肥健一
(有)玉家 代表取締役  玉城朝哲
みよ家 店主 田崎光世
事務局 理事 野崎真志
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