すば処 月桃(11/7/3放送)

沖縄そば伝道師・野崎真志

2011年07月06日 17:44




私がレポーターを務める。

RBCラジオ「久茂地放送屋」の「すばらしき・すば屋達」のコーナーで紹介されたお店。












【すば処 月桃】

真和市農協ビル1Fにあります。

木灰そばのお店で、スープは「あっさり味」「こってり味」が選べます。

ガラス張りの明るい店内。

カウンター、テーブル席、座敷とあり、一人でも家族でも楽しめる空間。

ランチタイムには店内満席になるほどの人気店。

親子2代の家族経営でやっています。












今回のメニュー


沖縄そば 「こってり味」




真っ白に白濁したスープは、九州の豚骨ラーメンのようです。

ズズッとすするとラーメンのようだけど、沖縄そばの風味がある不思議な味。

太くて少しちぢれた麺は、弾力があってモチモチしています。

スープがミルクのようなまろやかさとコクがあって、麺との相性がバツグン。

「あっさり味」が売上の大半らしいのですが、「こってり味」のお客さんは一度食べると病みつきになると聞きましたが、

その気持ちがわかりました。

「うまい!」です。



沖縄そばの進化を感じました。

ありがとう。



麺250グラム  中太麺 少しちぢれ麺 自家製木灰麺  




具 
 
三枚肉×1ヶ

かまぼこ×1ヶ

島ネギ






もう一杯!

【月桃そば】



月桃を練りこんだ麺で、ざるそば風にいただきます。

月桃の香りがして、みどり色が鮮やかです。

モチッとした弾力のある麺で、のど越しがいい感じ。

ピリ辛みそをつゆにとかすのですが、この辛みが絶妙で麺がすすみます。

別皿の「あぶり軟骨ソーキ」がやわらかく、香ばしくておいしいです。

夏場の食欲が落ちる頃に、このメニューはいいですね。






店主への質問


○麺のこだわり・特徴



木灰手打ちにこだわっています。

木灰は、天然木の灰をピザ屋さんから譲ってもらっています。

強力粉と中力粉をブレンドした粉を使用しています。

生地を切った麺を熟成の為に1日から2日間寝かしています。

「モチモチ」「つるつる」とした弾力のある麺に仕上げています。




○スープのこだわり・特徴


「こってり味」のスープは、豚のダシ骨を強火で10時間煮こんでいます。

野菜など、他の食材は入れずにベースは豚のみです。

一日寝かすことによってまろやかさが出ます。


「あっさり味」のスープは、豚のダシ骨を中火で6時間煮込み、枕崎産のカツオ節でとったスープとブレンドしています。





○具のこだわり・特徴


県産の豚肉を使用しています。



〇開業のきっかけ(経緯)


私の母のお父さん(私のおじいちゃん)が、家庭で沖縄そばを作っていたそうです。

ある時母が、そのおじいちゃんの沖縄そばが食べたくなって、その味を再現し親戚中にふるまったそうです。

みんなから「おいしかったー」と言われて、お店をオープンしたようです。(笑)




○一番苦労したこと


木灰麺の難しさ、粉の配合の試行錯誤がありあました。

スープも味が安定するまで苦労しました。



○一番うれしい・たのしいこと


宣伝ものぼりも立ててないのに、県外のお客様がやってくるとうれしくなります。



○お店のPRを一言

木灰手打ち麺をどうぞ、召し上がってください。





【すば処 月桃】

住所   :那覇市寄宮3-10-1
定休日  :なし 
駐車場  :100台以上
営業時間 :11:00~20:00 (日・祝 14:00まで)
電話   :098-835-0979
取材日   :11/7/1







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