みよ家(10/6/13放送)

沖縄そば伝道師・野崎真志

2010年07月10日 09:12




私がレポーターを務める。
RBCラジオ「久茂地放送屋」の「すばらしき・すば屋達」のコーナーで紹介されたお店。






【みよ家】

旧嘉手納ロータリー沿い、琉銀隣にあります。

和風調の明るい店内。カウンター席・座席もあり、一人でも家族でも楽しめます。


このお店の人気メニュー「野国いもそば」は、嘉手納町の優良特産品として賞状が掲げられています。

「野国いもそば」は、県内のマスコミにも取り上げられて、有名店になっています。








今回のメニュー


野国いもそば 650円





超透明でいろんな旨みを感じるスープ。

定番の沖縄そば出汁のように、豚やカツオのスープだけじゃない。

何の出汁なんだろう?野菜の香りもあるし、カツオの風味も一味違う。

とても上品さを感じる。


麺は歯ごたえあって、イモの香りも少しする。

野国いもを練りこむとボソッとした麺になると予想していたけど、味わいがあっておいしい。


カンダバーの葉とイモの茎が麺を進ませる。

厚さ1cmでオレンジ色の見た目「人参」だと思っていた具は、「野国いも」だった。


普通に考えれば、沖縄そばに「いも」を入れるなんて邪道も邪道。

もし、僕の嫁が「いも」を入れたら離婚を考えるはず。(笑)


しかし、みよ家の「野国いも」は、甘くてやわらかくうまい。

沖縄そばに「いも」が合うなんて・・・。驚きである。


創作的な所もあり、しかし、沖縄そばから脱線してるわけではない。

全体的に、新しい「沖縄そば」に出会った感じがしました。

「ありがとう」みよ家。




麺量 180g  中太麺   少しちぢれ麺 



具 
 

本ソーキ×1ヶ

かまぼこ×1ヶ

野国いも×1ヶ

島ネギ

カンダバー

いもの茎







店主への質問


○麺のこだわり・特徴


地元の「野国いも」で商品開発が出来ないかと、商工会を中心に「野国いも研究会」が発足して、

地元の特産品として地域を盛り上げたいと思い、麺を開発しました。


イモを裏ごししてペースト状にした後、小麦粉との割合を計算しながら作っています。

割合が変わると食感が変わるので気を使います。




○スープのこだわり・特徴


カツオは鹿児島県の枕崎産を使っています。

県内産よりもダシが出ると思います。

スープのメインに羅臼産の昆布を使っています。

羅臼産の昆布は旨み成分が豊富で他の昆布とは違います。

この昆布を仕入れる為に現地に買い付けに行きました。



○具のこだわり・特徴


野国イモは、茹でるだけなんです。

余計な味付けもしません。

野国イモの旨みだけで、おいしいんです。




〇開業のきっかけ(経緯)


恩納村の「なかむらそば」と読谷村の「花織そば」で11年間働いていました。

その働いている時に、「羅臼産の昆布」を頂いて、スープを作ってみたところ、

あまりのおいしさに驚きました。

この昆布なら「イケる!」「お店を持ちたい!」と強く思いました。

結婚したこともきっかけだったんですけど、やっぱり昆布との出会いですね。




○一番苦労したこと


味が安定するまで苦労しました。



○一番うれしい・たのしいこと


お客様の「おいしい!」の一言。



○店主・田崎さんにとって「沖縄そば」とは?


嫁の次に好きですね!(笑)







【みよ家】

住所   :嘉手納町嘉手納436-13
定休日  :第2・4 火曜日
駐車場  :40台
営業時間 :11:00~17:00
電話   :098-957-3434
取材日  :10/6/7




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