与那原家(10/6/6放送)

沖縄そば伝道師・野崎真志

2010年07月08日 22:12




私がレポーターを務める。
RBCラジオ「久茂地放送屋」の「すばらしき・すば屋達」のコーナーで紹介されたお店。







【与那原家】

国道329号線・与那原署から中城向け1キロぐらい進み、反対車線右手。

大通り沿い。客席100席収容の大型店舗。駐車場も6~70台あります。

店内には大型水槽があり熱帯魚が気持ちよく泳いでいます。

BGMに沖縄民謡が流れていて、これぞ「沖縄そば屋」という雰囲気。

1日平均500人来店し、日曜・祭日には1000人来店し、年間20万人来店する。

創業28年・不動の人気店である。

私も子供の頃、親父に連れられてよく来ていた。


「与那原家」と名づけた由来は、沖縄そばの代表になれるように、伝統的に語り継がれるように(北中城にある「中村家」のように)

「家」を入れてそうです。











今回のメニュー


ロースそば(こってり) 580円


スープはとんこつ塩味。

とんこつと言っても白濁している訳ではなく、薄い膜が張っている程度。

「こってり」とメニュー分けされているので、ラーメンの様にコテコテスープをイメージしたが、

豚骨ラーメンに比べるとむしろ「あっさり」ではないかと感じた。

塩味スープが麺を進ませる。

県内でもちぢれの強い「照喜名製麺」の麺がスープによく合う。

ロース肉が柔らかく煮込まれていて、麺が進む。

青野菜のレタスがスープに馴染んでいて、麺・ロース・スープの調和をしている。

食べている間、目の前に店主の上原さんが腕組みをしながら僕を見ていた。

「おいしいっすね」と何度も言わないと、場が和まないほど、かなり緊張感のある取材でした。(笑)











麺量 200g  中太麺  ちぢれ麺  照喜名製麺所



具 
 
ロース肉×3枚

レタス(青野菜)









店主への質問


○麺のこだわり・特徴



スープとの絡みを重点に置いているので、その条件に合う麺を探しました。

県内たくさんの製麺所から麺を取り寄せて食べ比べてみて、ちぢれの強い「照喜名製麺」に決めました。




○スープのこだわり・特徴


あっさりスープは、かつおの香りを強く出しています。

こってりスープは、豚骨と豚肉のだしの両方で作っています。

塩・しょうゆの味付けのバランスに気を配っています。



○具のこだわり・特徴


ロース肉は肉の旨みを逃がさないように、一度フライパンで焼いた後に、味付け煮汁に漬け込んでいます。




〇開業のきっかけ(経緯)


小さい時からそばジョーグーでたくさん食べ歩きしました。

与那原で商売をする際に「沖縄そば」で店をしようと考えました。




○一番苦労したこと


店をオープンする1年前からいろんなお店の沖縄そばを食べ歩きました。

味を安定させるまで、作っては捨て・作っては捨てを繰り返しました。

オープン一ヶ月前は、ずっと徹夜でした。



○一番うれしい・たのしいこと


お客さんの喜ぶ顔を見たくて商売しています。

「おいしい」「早い」「待たせない」を心がけて、合言葉は「走れ!」でした。

お客さんがテーブルについて、タバコに火を点けた時に、そばが出てきた位早く出していましたよ。(笑)





○店主・上原さんにとって「沖縄そば」とは?


県民食であり、ふるさとの味ですね。




【与那原家】

住所   :与那原町与那原1040
定休日  :なし (正月1,2日・ウークイ) 
駐車場  :多数
営業時間 :11:00~22:00
電話   :098-945-8563
取材日  :10/5/27


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