御殿山(うどぅんやま)10/1/14放送

沖縄そば伝道師・野崎真志

2010年04月04日 21:47



私がレポーターを務める。
RBCラジオ「久茂地放送屋」の「すばらしき・すば屋達」のコーナーで紹介されたお店。


琉球古来そば・御殿山(うどぅんやま)

(10/1/14放送)




【琉球古来そば・御殿山(うどぅんやま)】

140年以上前に建てられた古民家。

40年前に宜野湾から現在の首里石嶺に移築。

敷地に一歩入るとサンゴが敷き詰められて、サクッ、サクッと海辺を歩いているよう。

観光客も多いので、「これぞ、沖縄」という演出をしている。

丘の上にあるので、風通りがよく気持ちいい。

庭のテラス席で「沖縄そば」をすするのもいい感じ。










今回のメニュー


胚芽そば 525円



透明感のあるあっさりとした上品なスープ。

豚スープの味が引き立っているけど、全くくさみがなく、まろやかな味わいが心地いい。

麺は、胚芽入っており噛めば噛むほどおいしい。

日本そばにそば粉の香りがあるように、胚芽の味・香りが楽しめて、通常の「沖縄そば」とは一風変わった味わい。

赤肉・三枚肉はやわらかく、スープのじゃまをしない程度の味付け。

この「胚芽そば」は、毎日食べても飽きない。

一日、5回食べてもいい。(笑)

もう一杯!





麺量 180g  細麺 硬め ストレート麺 



具 
 
三枚肉×1ヶ

赤肉×1ヶ

島ネギ

紅しょうが
















店主への質問


○麺のこだわり・特徴


朝一番に3時間かけて、手打ちで作っています。

木灰のフェーミジ(灰汁)を使って、昔ながらの製法で作っています。

フェーミジ(灰汁)の中には、ミネラル成分が豊富に含まれておりうまさが違います。




○スープのこだわり・特徴

豚骨、かつお、鶏がら、昆布、野菜などを入れて、4~5時間煮込んだスープです。

そのスープを1日冷蔵庫で寝かします。

1日経つとスープの表面にラードが出来ます。

その脂分を取り除き、まろやかなスープに仕上がります。

取り除いた脂分は、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)に入れて使います。




○具のこだわり・特徴


肉は、三枚肉・グーヤー(赤肉)・ナンコツを使っています。

食感をやわらかくするために、じっくり煮込んでいます。



〇開業のきっかけ(経緯)

県外でも有名な居酒屋でもある那覇市安里の「うりずん」でアルバイトで働いていた頃、

同店が沖縄そば屋を南風原町津嘉山で開業する際に、店長となったのが「沖縄そば」との出会いでした。

その店で麺の作り方、スープの作り方などを習得しました。

家族も子供の手が離れ一段落した頃に夫婦と義理の姉とで「御殿山」を開業しました。





○一番苦労したこと


木灰水で作っているので、コストや手間がかかること。

また、ガジュマルの木が不足したときは、探し回るのが難儀かな。




○一番うれしい・たのしいこと


「おいしかったよー」と子供の声を聞くととてもうれしい。

有名な芸能人も来店するけど、その何倍もうれしいさ~。


○店主・知念さんにとって「沖縄そば」とは?


沖縄そばの成長、発展の役割だと思います。











ガジュマルの木を燃やして木灰を作っています。




【琉球古来そば・御殿山(うどぅんやま)】

住所   :那覇市首里石嶺1-121-2  城北中学校正門向かい
定休日  :月曜日
駐車場  :15台
営業時間 :11:30~16:00
電話   :098-885-5498
取材日   :10/1/14




沖縄そば御殿山 (5箱セット)

¥5,250(税込)

沖縄の島人が、こよなく愛する沖縄そば。昔ながらのスープと麺づくりにこだわり続けるお店の味を再現しました。※この商品はメーカー製造状況により、お届けまでに時間がかかる場合がございます。ご了承下さいませ。…



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